お庭は必ずしも広く大きいワケじゃない。大都市圏では世代が移り変わって、広かった敷地が切り分けられ小さくなっていく。
それはお庭だけじゃなくて核家族化が進む、今日では住宅も小さく最小限になりつつある。そうなるとお庭も最小限になっていくのが通常の考えというものだ。
それでも子供のことを思うと、広く安全な遊び場が家の近くにあるというのは、親にとっては何とも言えない安心感と言えます。
遊びとは家族同士、兄弟同士、友達同士、色んな組み合わせで遊べるから楽しいのです。
お庭づくりの内容は決して大規模なものではありません。でも皆さんに施工事例としてご認識してもらいたいのは、明確に”目的”があるお庭だということです。
それは”遊び”です。遊びとは家族同士での遊び、兄弟での遊び、そしてこの住宅地の子供たち同士での遊び、全てにおいての遊びです。
そこにあるのは人同士のつながりであったり、関係だったり、成長や進化であることは間違いありません。絆、というのは見えないものだから感じるものであり、それを自然に行っているこの地域の方々に親しみを感じたのです。
長男くんには作業を手伝ってもらいました。とても器用なので本当に上手に作業してくれて、私たちも楽しい時間を共有することが出来、感謝しかありません。
次男くんはお茶を運んで来てくれて、たくさん話をしました。長女ちゃんはそこにいるだけで感謝です、見てるだけで幸せにしてくれますからね。
素敵な写真も撮らせていただき感謝です。この場所がご家族皆さんにとって、兄弟にとって、ご近所の皆さんのとって素敵な場所になってくれれば幸いです。
お庭はハッキリとした目的があればいい、実現する手伝いをするのは私たちであり、楽しむのは皆さんです。
どんなお庭も皆さんにとって”オンリーワン”であり、大切な場所となってくれるでしょう。その考え方を皆さんにご認識いただきたく思いました。
【施工前】
施工前は、持て余してた目的のないお庭でした。雑草取りは義務となり楽しくなく、めんどくさい対象となってしまいます。
特に建売住宅などはそこまでお庭に何かプランがあるわけではないコトが多いです。なので皆さんのお好きに使ってくださいということですね。
実際に入居されて生活がスタート、やっと落ち着いたころに私たちのところへご相談、というのがタイミングとしては多いと感じています。
お庭がご家族、兄弟、親子、地域の皆さんにとって有意義な場所になってくれれば幸いです。
【このお庭づくりの詳細】