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お庭の新常識!夏だけじゃない、年中使える|オススメ自動潅水装置!

これからの時代の庭づくりに潅水装置が必須になる新常識

2023年の夏、皆さんはどう感じました?いつもより長~い夏って感じませんでした?そしてやっぱり暑かったなぁ~と感じたのは私だけじゃないはず!

真夏日だって外で仕事してましたけど、熱中症になりそうになったのが3日間もありました。それまではそんなことなかったのに。。

平均気温の変化

2023年の平均気温比較
資料:ウェザーニュース参照

これは夏の平均気温がその年によってどれだけ変化があるか?をグラフ化したものです。そもそも平均気温が高い!

グラフを見ると一目瞭然!ずっと気温が上昇し続けている!地球温暖化は間違いなく起こっているのです!

35℃以上の猛暑日だって2021年は8月に2日間だけ、ところが今年2023年は23日間ありました。昨年2022年だって16日間ですからね。

熱中症の危険は誰にだって起こりうる、待ったなしの緊急事態になっていると考えて良さそうです。

植物の水枯れ

厳しい夏日で立ち枯れを起こした公園の樹木

あまりの暑さで画像のような”立ち枯れ”した樹木を見かけませんか?私が住む東京都世田谷区の住宅街では結構見かけます。

もちろん樹齢など他の要因もありますが、厳しい夏を越えられなかったと判断せざるを得ないものをたくさん見かけます。

樹木の木陰は、直射日光が当たる地面から約10℃も気温を下げてくれる、という効果もあります。なのにその樹木が枯れるなんて。。
⇒日陰効果、木陰とシェードについてはコチラ

潅水装置の在り方

世田谷区の個人邸で行った潅水装置の設置工事の結果

アメリカから移住されてきた世田谷区のお客さんは、潅水装置に関してとっても常識的に考えておられました。

砂漠が広がるアメリカでは潅水装置は一般的、確かに私がカルフォルニアに住んでいた時、ポテトチップスの袋を開けっぱなしにしてても一か月はパリッパリ!でした。

実際、砂漠の国では潅水装置の商品がたくさん開発販売されてるという事情も理解できます。つまり常識的なことであり、一般的であるのです。

その国にお住まいの方々は、自分たちで設置するなどしておられるようです。なのでお客さんは初め、ご自分設置しようとホームセンターで装置を購入されていたのです。

敷地や範囲も広いので夏の毎日の水やりが大変であること、ご自身で装置を設置するのも結構大変!ご依頼をいただいたという流れです。

潅水装置の設置

水栓柱

潅水装置を付けるに適した水道の水栓柱

じゃどこに潅水装置を付けるのかって?それは外にある水道蛇口です。画像はとても一般的な水栓柱、だけど蛇口に付けちゃうと、ホースを付けられなくなる。

それを避けるため画像のような分岐パーツが必要となります。あとは蛇口自体が二つあるようなモノもあります。

この画像の二つに分かれるパーツはホースを二つ付けるものです。単純に二つに分けたい場合に最適ですよ!

※ただこの分岐パーツには自動潅水装置は接続できませんのでご注意!!

自動潅水装置を設置した個人邸にある一般的な水栓柱

このような分岐パーツがオススメです。これはタカギというガーデニングメーカーの商品です。潅水装置を付けながら水道ホースも付けられる!

そして自動潅水装置に選んだのは、皆さんのご自宅の蛇口でおなじみ、水道メーカー”カクダイ”。やっぱり国産なので信頼性があり操作が簡単、表記が日本語であるなどメリットが多い!

説明書が無くても指示に従って日時設定が出来るのが優れモノ!電池で動きますので電源は要らないです、一年に一回電池を交換しとけば安心ですよ。

散水栓

自動潅水装置が付けられないと思われがちな個人邸の散水栓

コチラは散水栓、駐車場や玄関のあたりにあるかもしれません。これは基本的に水道ホースを接続する前提で使われることが多いですね

この散水栓には潅水装置が付けられ無い!って思われがちですがそんなことはありません。色んな方法がありますが。。

散水栓にスッキリと設置出来た自動潅水装置

こんな便利なパーツがあるものです!散水栓から地上にスパウト(水が出る管)を延長するものです。これが一番スッキリを付けられますよ!

ただ、ボックスの中の散水栓の位置によっては、ピッタリ設置出来ない可能性はあります。ボックスと移動させるかちょっと無理するか。。

コチラの自動潅水装置はお客さんがホームセンターで購入された”タカギのかんたん水やりタイマー”。これも電池で動きますので水道さえあればOKです!

こちらもホームセンターで販売してるだけあって、操作の全てが簡単に記載されています。これもオススメです。

実際にお客さんが購入されていたのはコチラ、”スターターキット”というセットになってます。条件があえばオススメです!

これは装置が付けられる水道から約10m範囲ぐらい、鉢植え×8個に対して水をあげられる内容です。また雨が降った時は水やりを中止する優れもの!

散水の管

ホースから水がにじみ出て広い花壇に水を上げられる優れものの管

今回は花壇内の地植えの樹木から植物へ水やりをします。この管はホースから水がにじみ出るタイプ。地味だけど広範囲に的確に水やりが出来る優れもの!

自動潅水装置を設置して水がにじみ出るタイプの管

這うように地面の上に設置します。植物や飾りの砂利の下に設置して、見えなくした方が景観は良くなります。

自動潅水装置の管を通す場所考えるコツ

そして花壇から花壇へ、どこに管を通すのか計画を考えましょう!もちろん露出しても良いですが、出来るだけ隠れていた方が良いかもしれません。

今回はこのスリットの砂利の下に管を埋め込みます。

まとめ

もう真夏の猛暑などはこの潅水装置が必須と言っても過言ではありません。これからのお庭づくりには欠かせないアイテムとなります。

水道も増やしたり、蛇口を交換することも出来ます。皆さんの生活に合ったプランがあるはずです。それをご提案するのが私たちの役割です。

秋に自動潅水装置が役に立つ実例

また、自動潅水装置は夏だけのものではありません。鉢植えはもちろん、芝生や花壇にも年中水やりが必要です。そのために日時をセット出来るのです。

夏は朝と夕と二回の水やりが必要なことも多々あります。忙しい日常でなかなか実行できないこともあります。冬は昼間に水やりがしたいですよね。

また中長期の旅行とかはどうでしょう?誰か水やりをしてくれるなら良いですよね!その誰かが自動潅水装置の役割です。

注意点としては潅水装置はあくまで”補助的な装置”です。その時の天候や気温、雨など毎日変化します。灌水装置は完璧には水やりは出来ません。皆さんの手が行き届かないところにヘルプしてくれる装置です。

皆さんが楽しくガーデンライフを満喫できるよう応援してます!

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自然素材をつかったナチュラルガーデンの庭づくりを提案する、造園会社ぐりんぐりん代表。今の時代に合ったモダンなナチュラルガーデン、植物とお庭があるライフスタイルをオススメしています。現在は都会の中の野菜とお庭の関係を模索中。

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