セダム´マトロナ´
落ち着いた葉色と花色が重なり、季節の移ろいを静かに映します♪
基本情報
| 学名 | Hylotelephium‘Matrona’ |
| 科属名 | ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属 |
| 分類 | 多年草 ※寒冷地では冬に地上部が枯れ、関東以南では葉を残すことがあります |
| 草丈 | 40〜60cm |
| 耐暑性 | 強 |
| 日照 | 日向 |
| 開花期 | 8〜10月 |
特徴
セダム´マトロナ´は、灰みを帯びた緑色の葉と、くすみのあるピンク色の花が調和する品種です。厚みのある葉は茎とともにしっかりと立ち上がり、夏から秋にかけて安定した草姿を保ちます。
蕾の頃は落ち着いた色合いですが、開花が進むと花房がふっくらと広がり、秋の庭に穏やかな彩りを添えます。派手さはありませんが、周囲の植物と並べたときに全体を引き締める役割を果たし、ナチュラルガーデンやシックな配色の植栽にも相性が良いでしょう。
葉色と花色の両方を楽しめるため、開花期以外も景色の一部として存在感を保つ点が特徴です。季節ごとに表情を変えながら、庭の中で落ち着いた軸となってくれます。
育て方
置き場所
日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。日照が不足すると茎が間延びしやすくなるため、できるだけ日向で管理します。
水やり
土は水はけの良い状態を保つことが大切です。過湿を避けることで根腐れを防ぎやすくなり、丈夫に育ちます。庭植えでは、根付いたあとは極端な乾燥が続かない限り、頻繁な水やりは必要ありません。
管理
肥料は控えめで十分です。与えすぎると草姿が乱れやすくなるため、施す場合は春先に少量程度にとどめます。冬の終わりに地上部を整理しておくと、春には新芽が揃って立ち上がります。年を重ねるごとに株が安定し、長く付き合える品種です。
3月の様子

3月下旬、地面に低く広がった肉厚の葉の中心から、小さな新芽がぎゅっとかたまって顔を出し始めました。葉のふちにはうっすらと赤みが差しており、この品種らしい落ち着いた色合いがすでに感じられます。4月に入るとぐんと背丈が伸び始めます。まだ地面に寄り添う姿ですが、これからの変化が楽しみな時期です。
〈今月のメンテナンスについて〉
水やりは雨水のみで十分です。冬の間に枯れた茎や葉が残っていれば、この時期に取り除いておきましょう。肥料は特に必要ありません。
4月の様子

4月下旬、葉が赤みを帯びてきて高さも30〜40cmほどになりました。花芽を付けている株も出てきており、秋の開花に向けた準備が着実に進んでいます。一部のセダムにうどん粉病の兆候が見られるため、風通しを意識しながら様子を見ていきたいところです。
〈今月のメンテナンスについて〉
水やりは雨水のみで十分です。肥料は特に必要ありません。風通しを確保して蒸れを防ぎましょう。


