ミューレンベルギア カピラリス
ふんわりと霞のようなピンクの穂が、秋の庭をやさしく染め上げます♪
基本情報
| 学名 | Muhlenbergia capillaris |
| 科属名 | イネ科ミューレンベルギア属 |
| 分類 | 宿根草 |
| 草丈 | 約90cm〜1m |
| 耐暑性 | 強 |
| 日照 | 日向 |
| 開花期 | 10〜11月ピンクの穂の見ごろの時期です |
特徴
ミューレンベルギア カピラリスは、北アメリカからメキシコにかけての草原や明るい林などに自生する、イネ科のオーナメンタルグラスです。細く繊細な葉が株立ちになって茂り、夏までは涼しげな緑のグラスとして植栽に軽やかさを添えます。
最大の魅力は、秋に現れるピンク色の穂です。細かく枝分かれした穂がふんわりと広がり、株全体がピンクの霞に包まれたような姿になります。光を受けると穂がやわらかく透けて輝き、逆光の時間帯はとくに印象的な景色をつくってくれます。
穂の色は冬に向かって少しずつ褪せていきますが、乾いた穂姿も冬の庭の景色として楽しめます。暑さと乾燥に強く、日当たりと水はけの良い場所であれば手間をかけずに育てられるのも、取り入れやすいポイントです。
育て方
置き場所
日当たりと水はけの良い場所を選びましょう。暑く乾いた日向を好み、日照が足りないと株がひょろりと伸びて、穂の数が少なくなることがあります。
水やり
植え付けた年は根付くまで水を与えますが、根付いたあとは乾燥に強く、庭植えでは自然の降雨を基本に管理できます。水が溜まるような過湿は苦手で、根腐れの原因になるため注意しましょう。
管理
穂は冬の間も残して景色として楽しみ、3月に暖かくなってから地際まで切り戻します。切り戻すことで、春から新しい葉がすっきりと伸びてきます。株が込み合って風通しが悪くなると病気の原因になるため、数年たって大きくなった株は、春に株分けして更新しましょう。
3月の様子

3月、冬の間残していた葉と穂を、地際近くで切り戻した状態です。短く刈りそろえた株がこんもりと丸く並び、株元には緑色の茎も見えています。ここから春にかけて新しい葉が伸び出し、秋のピンクの穂に向けて一年の生長が始まります。
〈今月のメンテナンスについて〉
暖かくなってきたら、地際まで切り戻しましょう。切った葉や穂は株の周りから取り除いておくと、株元の風通しが良くなり、新しい葉が伸びやすくなります。水やりは雨水のみで十分です。
10月の様子

10月上旬、細い緑の葉の上にピンクの穂がふんわりと広がり、株全体が霞をまとったような姿になっています。穂は細かく枝分かれしていて、背景の壁の前でもやわらかく透けて見えます。砂利を敷いた植栽の中で、この時期いちばんの存在感を放っています。
〈今月のメンテナンスについて〉
水やりは基本的に雨水のみで大丈夫です。肥料は特に必要ありません。穂は冬の間も残して景色として楽しみ、切り戻しは3月に暖かくなってから行いましょう。


