お庭のお客様より
横尾忠則さんの版画展の招待券をいただきました!
今までなかなか拝見する機会がなかったりして
作品にふれることがなかったので、とても楽しみにしていました!
お庭とはちょっと離れていますが
デザインや感性といったところはとても大切ですので
良いモノはジャンルと問わず、体験しておくことです!
ましてやお客様からいただいたこの機会ですからね
少しでも感謝を込めて、ご紹介したいと思います!
結果から言いますと、とてもよかったです!
『横尾忠則』
1960年代にアンダーグラウンド演劇のポスターをエロスと妖しさがただよう総天然色のデザインで制作して以来、グラフィズムによって時代の流行をつくりだし、日本文化をリードするデザイナーとして注目を浴びた。それ以後、「時の人」としてさまざまなメディアに取り上げられるが、その一方で「HANGA」の制作にも積極的に取り組んでいく。1982年に「画家宣言」を発した後も、ペインティングと併行して版画の枠を超えた作品を制作し続けている。
本展のキーワードは、「HANGA」と「JUNGLE」。世界的に通用する「HANGA」という英単語の使用には、伝統的イメージが付随する「版画」とは違う、「超版画」であるという意味を含ませた。また「JUNGLE」は、横尾の表現の多様性とジャングルのイメージを重ね合わせたキーワードである。直感と衝動によって森羅万象を描いた作品群は、生物の共生によって多様で複雑な生態系を形成する、原始のジャングルを想起させるだろう。
同展はこれら2つのキーワードに沿って、横尾忠則の「HANGA」群を「JUNGLE」のイメージで壁面を埋め尽くすように展示し、「HANGA」の群生による驚異の表現世界を出現させることを目指している。その空間からは、思考や論理を重視したモダニズムに抗う横尾の創作姿勢の今日的な意義や、現代版画の未来を予見することさえできることだろう。
左『Blue Wonderland』 右『Red Wonderland』
『風景No.1~No.18』
会場の様子
『聖シャンバラ』シリーズ
左上『ターザンがやってくる 緑』 左下『ターザンがやってくる 青』
右『Family』シリーズ
画家宣言時代の作品
左 『Lisa Lyon in Izukogen, March 23, 1984-Ⅰ』
右 『Lisa Lyon in Izukogen, March 23, 1984-Ⅱ』
こちらはとっても力のある版画でした。
パッションといいますか、本当に『力』を感じる作品
とても圧倒されます!
館内の様子
左 『Roger and Angelica Ⅰ』
右 『Roger and Angelica Ⅱ』
上から5作品 『龍の器 Ⅰ~Ⅴ』
右 『あなたは幸せの準備が出来ていますか』
『龍の器』シリーズはとてもひきつけられる作品群です!
詳しくは分からないけど、ともかくセンスを感じますし
人を引き付ける魅力のある作品です!
『夢見る駱駝』
上 『古今物語 モナリザ』
下 『古今物語 よだれ』
横尾さんと言えば、この二点はよく知られていますかね。
とてもポップな作品です!
感覚が若いというか、新鮮な感性がすごい!
左 『抱擁』
右 『薔薇刑』
後半のコーナーは主にポスターなどでした。
私、横尾忠則さんとは仕事で何度か
お話しさせていただいたコトがありますが
普段はとても気さくな常識的な方でした。
もっと破天荒なパッションの方なのかと思っていましたが。
しかし、ご自宅はジャングルのようなお庭
そして赤とピンクの建物で
ご本人「イイ色だろ~」っておっしゃってました~!
今回の展示会で横尾忠則氏の作品にふれ
全てではないにしても、とても魅力的なひきつけられる作品があることを知りました。
まだまだこの世には自分の知らない、大きなモノがあるのだと再確認できました。
横尾忠則さんはスゴイ!
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