東京でも連日35℃超え
梅雨明け宣言があったところです!
これからの熱帯夜に向けて
『真夏の涼し気さ』を”いけばな”で行ってきました
とても清涼感があり、女性に人気の花材です!
上 | 姫蒲(ヒメガマ) | ガマ、ヒメガマ、コガマと三種類あるうちのひとつです |
真ん中 | 向日葵(ヒマワリ) | みなさんご存知のアレです |
下 | ミニクルクマ | 前回は”クルクマ”でした。今回は”ミニ”です、かなり大きさが違いですね~ |
姫蒲(ヒメガマ)
別名 | ミスクサ ミスグサ(ともに御廉草) |
花言葉 | 従順 素直 慌て者 無分別 |
種類 | ガマ科 ガマ属 |
タイプ | 水性多年植物(~1,5メートル) |
原産地 | 温帯~熱帯 北海道から南西諸島(沿岸部に多い) |
特徴 | 耐寒 耐暑 育てやすい 日向 地域を選ばない 水を好む 冬に地上部はなくなる 根を張りやすい 雄性花序と雌性花序との接点に空間、緑の部分ができる |
剪定 | ー |
開花 | 6~7月 |
果実 | ー |
植え・植替え | 3~5月 |
水やり | 鉢植えごと水につける 池の植える 頻繁な水やり |
土壌 | 一般的な赤玉 または赤玉、黒土、腐葉土の混合土 田んぼの土 |
肥料 | 3~9月 化成肥料を3~4週間に一回 |
向日葵(ヒマワリ)
別名 | サンフラワー ニチリンソウ |
花言葉 | 私はあなただけを見つめる 愛慕 崇拝 |
種類 | キク科 ヒマワリ属 |
タイプ | 一年草(30センチ~3メートル) |
原産地 | 北アメリカ |
特徴 | 耐寒なし 耐暑性 本葉5,6枚の時に摘芽すると小型の花が多く咲く |
剪定 | 花数を増やす時 |
開花 | 7~9月(オレンジ、黄、茶、複色) |
果実 | ー |
植え・植替え | 4~6月(20~25℃は必要) |
水やり | 乾いたら 葉っぱが大きいのは毎日 |
土壌 | 水はけ、通気、保水 市販の草花用培養土7、腐葉土2、牛ふん堆肥1の割合で配合 |
肥料 | 6~7月 |
ミニクルクマ
別名 | キョウオウ ハルウコン |
花言葉 | あなたに姿に酔いしれる 乙女の香り |
種類 | ショウガ科 ウコン属(クルクマ属) |
タイプ | 熱帯植物 球根 多年草(30センチ~1メートル) |
原産地 | 東南アジア |
特徴 | 耐暑性 日あたり 暑さで花芽(20~30℃を一ヶ月必要) 高温処理をしないと秋に開花 開花期間が長い |
剪定 | 花後は花茎を切り戻す |
開花 | 5~10月(ピンク、白) |
果実 | ー |
植え・植替え | 5~8月 |
水やり | 多すぎNG 春・秋は1日一回 夏は朝晩の二回でもOK
晩秋から減らし、冬は球根を取り出して断水 |
土壌 | 赤玉小7:腐葉土3 |
肥料 | 6~9月 開花時期は液肥を一週間に一回 |
ヒメガマは初めてだったので
それだけ使い方を説明され
『で、やってみて』と放置!
先生の凄いところは
生徒たちが何をどれだけやったか
全てご記憶されているってことです
想像ですが70近いんですよね
いつまでもピリッとされています!
素敵ですね~ちょっとドS気味ですが…
30分ぐらいかかったでしょうか
なんとか、いけてみました!
『まぁ~よくいけたわね』
つまり説明なしでは
全くいけることすら出来ないと思っていたみたいですね…
『清涼感が増すから、ヒメガマの葉っぱを3本増やしなさい』
とのアドバイスをいただき
入れる場所を考え
長さを調整し~
こんな感じでしょうか…
ドコに増えたか、分かりますでしょうか~
写真では前後関係が分かりにくいですね
池坊では前後にも傾いていますので
短く見えても実は斜め後ろに、ビョ~ン!って長いこともあります
次回、生花をやったときは
横からみたところもご紹介しますね~
結果、入れるところは良かったり
長さを調整されたり
お直しをいただき
まぁ…さすが先生ですよね
毎回思いますけども!
お直しポイントとしては
『真、副がごっちゃになってる』
『副をしっかりつくる』
『水際が低すぎる』
『後ろの葉っぱが見えてない』
等々、いろいろありました!
先生のお直し後は
やっぱり形がハッキリ!綺麗ですよね
役割がハッキリしてるので
私のようにぼんやりしていない
分かっていても、なかなかモノになりませんね~
精進あるのみです!
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