2020年12月に、本年度最後の池坊に行ってきました
目黒教室に通いだして、3年と9ヶ月
コツコツと、少しづつ学びを続けてきました
今回チャレンジした”水仙”
以前にも何回も挑戦して、難しさを実感している花材です
しかし、かなり面白い挑戦しがいのある花材でもあります
水仙は、解体、再建築、そして生ける
という工程を踏みます
これがモノづくり的な要素もあって、興味深い!
水仙の生け方は⇒第82回池坊目黒教室!2年11カ月目『水仙の3株生け』冬の花
もくじ
花材

『水仙』
冬は花や植物が少なくなる時期
水仙は開花時期が11月~4月ぐらい
寂しくなる季節に、素敵な楽しみをくれる植物です
水仙ってとても園芸品種が多い!
球根なので気づいたら花が咲いている!なんてことも
二世代前のお庭には、けっこう咲いてましたね
花言葉は”尊敬、神秘”
または”私をもう一度愛して、帰ってきて”
ギリシャ神話にもとづきます
生徒である横田の花

こうやって写真に撮ってみると、良く分かりますよね…
中心線からかなり”陰方”に飛び出しています
自分でもアララって感じですね
水仙の組み立てなどは、もう問題ないように思いますが
もちろん”虎の巻”を見ながらですがね
これは回数をこなさないと覚えないですね~
まぁ先生に見ていただくと
案の定、お直しポイントが!
あれこれ30分、きっちり教わってきました!
お直し後

先生のお直しをいただき、生け直しました
これでも先生は難しいお顔をなされていましたね!
そもそもの”高さ”がいまいちというコトでした
水仙の”つめ”の部分は問題なし
”真”が高すぎて、他もそれに合わせる
あとは”体”の高さも、もうちょっとということです
前回からどうなんでしょうね、進歩したのかな
まさに2歩進んで、1.5下がる、また2歩進んだ感じです
とてもこの一回で3歩進んだようには…また次回チャレンジですね!
比較

左が私、横田が生けた水仙です
右は先生のお直しをいただき、修正した水仙です
こう画像で見ると、立ち姿の違いが良くわかりますね!
単純に右の直した後の方が”カッコイイ”ですよね
細かいところも直していますが、それも教えていただけます
まとめ
この冬の時期、池坊では”陰の時期”とされます
その中で”水仙”が一番とされ、みんなに愛される花材です
香水にも使われる素敵な”香り”もありますよね!
そんな素敵な花を生けるのは、本当に面白いです
私が通っている”池坊目黒教室”では
池坊東京支部の支部長を勤めている先生です
理論的にしっかりとご指導していただけます
こういった伝統の学びは”基礎”にすべてがあります
それを身につけるまで、何年もかかります
それをきっちりご指導いただけるのが
私たちの先生であります
頭で理解してもいい、体験で理解してもいい!
教室はコチラ⇒池坊目黒教室『花がたり・澤井』
学んでいる生徒のみんなとも仲良くさせていただいていますよ!