毎度おなじみの池坊目黒教室です
11月に行った自由花をご紹介します!
花材は”バラ、ソリダコ、キイチゴ”
どれも池坊ではよく使われる花材で
私も何度も手にしています!
だけど久しぶりだとその特徴を忘れがち!
しかも最近、先生はいける前に
何もおっしゃってくれない!
前は説明とかあったんですけどね~
もう池坊をはじめて3年も過ぎようとしている
そして年を超えるたび、同じ花材に何度もあたり
さらに同じような生け方を何度もしている~
”やったことあるわね、分かるわね”
先生からのお言葉はこんな感じに変わってきてしまいました
もっと優しくして欲しいですね…
もくじ
花材
バラ

言わずと知れた花の女王と言っていいのか
”バラ”
今回の花は状態もよく、とても美しかったです
最近、私たちは”ローズガーデン”を製作しました
あらためてバラを学び直すと、相当の園芸品種があるのです
愛好家さんもたくさんいる分野なので、とても奥深いですね
花材のバラは開花する前の状態
小ぶりの花がとてもスッキリとした感じです
赤い色も落ち着きがあって、高級感があり良い色合いでした
ソリダコ

切り花界ではかなりメジャーな植物です
どうやら切り花として使うためにアメリカから輸入されたみたいです
9~11月に小さな黄色い花が多数咲きます
多年草でたまに苗で市場に出てきますね
背丈は1~1.5mぐらい、キク科
雑草にも同じ種類があるくらい、とても生育が良い植物です
キイチゴ

個性的な葉っぱと枝が印象的な
”キイチゴ”
池坊では”枝”を上手く使うように教えられます
その植物の個性を活かす
それが池坊のひとつの見方です
葉っぱをある程度除去して、枝が見えるように使います
キイチゴとは”ラズベリー”
苗も販売されているので、お庭にオススメです
育てやすく管理もしやすい
少し手間をかけてあげると
果実を収穫できますよ!
オススメです
生徒である、横田のいけばな

まずは骨格づくりから
キイチゴの葉っぱを除去して、枝でつくります
この際、”空間”を意識すると良いのです
キイチゴで空間づくり
でも均等に並べたのはでダメなのです
その中でも高低、奥行き、非対称など考えます
あとは葉っぱの向きですね
やはり上向きに育っていく植物ですので
その通りに生かした方が良いとされます
この寒い時期ですので
葉っぱの一部が紅葉し始めています
そのため全体のグラデーションも考慮します

イイと思うんですよ、自分的には
満足してます、特に手直しするところもなし
頂いたお茶をすすりながら先生をお待ちしていたんです
先生がいらっしゃると、まずダンマリ
『そ~ね~…』
それから約30分はアレコレご指導を受けました
結局のところ、空間づくりが下手なのだと
それぞれの植物の良いところを活かしきれていない
そして全体のバランスですよね
お直し後のいけばな

いつもなんですが、結局ヨシをいただくまで
1時間30分はかかっています
こんなに簡単そうに見えるのにね…
パッと見て違うのは
キイチゴの葉っぱの向きでしょうか?
私たちの方を見てませんか
当然、キイチゴで空間をつくりますが
正面からの見た目も大切にするのです
そのすべての条件がそろったのが、ヨシとされます
さらに変化したのは
各植物の高さでしょうか
キイチゴの長さは変わっていないのですが、角度を変えてあります
同じようなダメ出しは、いつも拝見しているんですけどね
なかなか池坊のヨシとされる感覚、バランスが馴染みませんね…
直してみて、ハッと気づかされる毎回なのです
まとめ
これはいつも思うんですけどね
新しい何かを学ぶときは、素直さが一番ですね
それさえあれば身につくのは早いのです
子供はいつも新しいことを学んで、体験する連続です
ですのでどんな事でも身につくのは早い!
そして自分でブレーキを踏んでいないので、独自性が鋭い
割と新しいことを何でも学んでいる方ですが
それでも今までの人生で身についている癖、センス、基準
そういったモノが学びの妨げになっていることもあります
いつもフレッシュに人生を生きたいですね!
素直さと思いっきり飛び込む勇気
そして賢く考えるコト!
学んだら、お庭づくりに存分に活かしましょう!
皆さんのお役に立てるコトが何よりです
まずはご相談ください

お庭づくりは計画から!
どんどんお話していくうちに明確になってきます
そうしてひとつの皆さんだけのお庭づくりが出来ます

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