久々に究極的に難しい花材に出会いました
今の時期に使われる”啓翁桜(けいおうざくら)”
その一種類だけで生花をいける”一種生け”
何が難しいって、いける前の先生の解説が全く理解できない!
新しいワードが出てきて、さも”ご存知の通り”って感じ
先生が悪いわけじゃないんですよ!あくまでもね

ヒガンザクラの枝変わり、生産方法によってお正月でも満開の枝を楽しめる桜、主に山形で生産されているそうです。通常の開花は3月中旬~
生徒である横田がいけた啓翁桜

先生のワケの分からない説明を聞いて
何とかいけた”啓翁桜の一種生け”でございます
力量の無さがひかる一皿
とにかく注意されたのは、胴木の高さ
そして枝の選び方、特に真、副はまったくお話しにならないそうです
まぁこうやって写真で見ると、酷い有様ではあります
先生のお直しがはいった啓翁桜

さすが先生ですね!
はっきり言って、”まったく別モノ”
先が思いやられる”差”です
良いと思われる枝は、私が切ったりして使っちゃいましたからね
それでもその中から使える枝だけで、これだけの作品を仕上げるなんで
凄すぎなのですよ
私が”これは使いにくい”って思った枝
カットして短くした、余計と思われる枝を切った、曲げた枝
それらを使って、そしてワザを使って仕上げて魅せてくれた
もうちょっと頑張らないといけませんね
いつかこんな感じに、パッといけられたら素敵ですね!
啓翁桜、河津桜の一種生けは”永遠のテーマ”だと言われているらしいです
難しいので、最近の生徒さん達は稽古不足で
上手く生けられないらしい
週4で稽古していた先生に追いつけるわけがない
まとめ

普通の花瓶に入れた時が、私にとって一番上手なんじゃない!
かくして池坊で求められているのは、やっぱりかなりハードルが高い
コツコツを続けましょう!
私たちはいつも次のステップに向けて
学びを続けていきます
皆さんのお庭づくりを、さらに良いものとするために!
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