前回の第85回池坊目黒教室に引き続き、”桃と菜の花の自由花”です
現在は目黒にある池坊教室に月2回通って
第四週目の日曜日に、お茶の水にある東京池坊会館で行われる
研究会に参加します!
ですので2回稽古した結果を、研究会で発表する流れになっています
もちろん2回だけでは少ないなぁって、いつも思う場合が多いのですが
それでも一回一回を大切に向き合って行かなければなりませんね!
桃の花、菜の花
前回同様、桃の花を使います
桃の花は枝を重要視して使うコトを心がけます

まずはおさらいしときましょう!
■桃の枝の使い方
- 枝ぶりを活用する
- 粗密をハッキリさせる、イメージは桃の花が無数についている情景
- 枝の高低、奥行きを考えて直線的にならないようにする
- 桃の木は固く割れにくい特性があるので、ためて直線的にせず、枝のダブりを無くす
稽古なのでね、積み重ねなので前回を一度思い出すといいですね!

本日の菜の花です、茎は相変わらず太いですが、花はそっそりしてますね!
■菜の花の使い方
- 余分なつぼみを取る、花数が多すぎるときは少なくする
- メインは桃なのでバランスで割合を増やしたり減らしたりする
- 足元(水際)は葉っぱなどで隠す
今回のポイントは桃がメイン、菜の花は桃の枝の下に咲く花という情景です
横田のいけばな
どうでしょうか!?いいの!?いいんじゃない!?
悩んだのは桃の枝の高さです
気を付けたのは枝の方向性、向きなどです
枝自体はためられるので、『ボキッ』と音がしても問題ありません!
桃の枝はそれぐらいでは枯れませんので、池坊としてはOKです!
実際、『折れた~!』って思うんですがね(笑)
■先生のお直し
そして先生にお願いして、見ていただきます!
何度か触ろうとされて…触らない!
何か言おうとされて…まぁね。とおっしゃる!
怖いですね~溜ますね~(笑)
先生はその生徒さんのレベルに合わせて、ご意見やお直しをしてくださいます
何かためらってるってコトは、今の私のコトをお考えなんでしょうね

ご覧いただけましたでしょうか?
お気づきでしょうか?
何も変わってない!
直し、無し!
こんなん一年以上ぶりぐらいの快挙ですよ(笑)
ハッキリ言って、今年いただいた賞より嬉しいですね!
花の開花について
切り花を扱っていていつも感じるコトがあるのですが
それは『花の開花』についてです
扱う植物の種類は無限ですが、いつも季節の花を選んでいただいています
もちろん生産者さんは温室で大切に育ててくれますが
それは自然の中の天候などとは違って、安定した環境で育てられているのです

今回の生け花から、余った桃の枝を花瓶に入れていたのです
そして暖房が効いた部屋に飾っていたのですが…

6時間ぐらい暖房にあたっていたら、開花しました!
この環境の影響を受け具合が、本当に凄いなって思います
やっぱり植物って正直っていうか、素直っていうかそういった印象です
一週間前の桃の花は、まだ開会していないんです
一番北側の奥の部屋に飾ってあり、一週間外と同じような寒い環境だったからです
生き物って凄い周りの影響を受けるモノなのですね
さぁ!今週末は東京池坊会館で研究会です!
頑張っていきましょう!
■オススメ記事
【実例】花ある暮らし5つの方法!手軽に花を楽しむライフスタイル!
【体験】お花の定期便『ブルーミーライフ』500円の価値はあるか!?
お庭づくりをドコに頼むのか?安心できる業者のポイントは1つ!