いけばなの池坊を初めて
早くも1年と1ヶ月が経ちました
池坊は全国に教室を構えており
そこで教えてくださる先生方は
数々の池坊の試験や免許をクリアーして
生徒を抱えているわけです
その免許や資格は
実力はもちろんのこと
経験年数なども関係してきます
とうとうこの私にも
その第一歩の入り口が開かれようとしています!
正確には1年以上池坊の先生に習っていますが
まだ池坊の生徒ではないのです
見習いといいますか
お試し期間みたいな位置らしいです~
先生によって考え方は違うらしいので
私の目黒の先生は、一年以上
その生徒の取り組み方や姿勢をみて
試験に誘うかどうかお決めになるらしいです
各地域には”支部”と言う括りがあり
そこの研究会に参加して初めて”池坊に入門した”と
言うことになるらしいです
そのための試験が数週間後に行われるということで
先生から『どう?』
私『はい』
というコトで受けることになりました
受かれば!
毎月、研究会という集まりに参加
テーマや課題をもって池坊を学ぶことになります
そして、色んな先生方から教えをいただくことになります
お庭づくりに少しでも活かそうと
はじめたのですが…
しかし池坊の三本柱の3つ目
『立花』というジャンルを学ぶ事が
私は必要を考えています
”立花”はいけばなの室町時代に成立した
最も古い様式で
多種多様な草木により大自然の風景を表現します
私の先生の作品ですが
ぱっと見は、とてもゴージャス!!
しかしその分、キッチリとした基礎がなくては
不可能と言われるジャンルでもあります
はじめの試験に受かったからと言って
すぐに出来る訳ではありません
ある程度のランク、何度か試験に受かった上で
学ぶことが許されるジャンルでもあります!
大変ですね~!!
そんな話があった上で
本日の”生花”の花材です
とても華奢なイメージで
繊細な感じがします
西洋の白や黄色とは違いますね
やはり”陰の花”と言われるだけあります
とくに池坊では『伝花(でんか)』という
決められた生け方のある”生花”の一つなのです
それには”日本水仙に限る”と明記されているらしいです
またお花の少ない季節にあって
貴重な花材とされ
”めでたい席”や”正月”の花として好まれるらしいです
いつものごとく先生から
さらっと”約束ごと”の説明
”水仙の扱い”を聞いて
『出来たら呼んで』と去っていかれます
結構時間がかかりましたかね…
30分ぐらいかな~
なんて言いますか…
ウダウダですよね~
その形にまとめようと
何度も葉をしごいてしまって
フニフニになってしまってます…
”伝花”としての”水仙”は
2株と3株のいけ方があるそうです
本日は”2株の水仙”です
2本の水仙を一つづつバラバラにして
”理想形”の形にまとめて使用する
”真”と”副”で1株
”体”を1株でつくる感じです
まぁ先生に直されますよね
ありがたいことに”水仙の生け方”について
説明しながらお直しです!
葉の白い粉はとらない
葉をしごかない
仙人がスッと手を合わせて立っているイメージ
などなど…
はじめに言ってよ
って思っちゃいけませんね~
フニフニのウダウダ感がなく
スッと立っている感じがしますね
寒い時期の花ですので
広がりすぎず、まとまっている姿が美しいと!
12月に試験を受けるのに
ウダウダのフニフニですね~
頑張りましょう!
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