『どんな作品においても
大切な真実は詳細にやどる』
と、ある芸術家は言います
とても細かいところまで
気を配っているかどうか
そこでその作品の全体の印象が決まる!
と、いうものです
本日の花材です
カーネーションが中心の花材ですね
とてもピンクがキレイです
派手になりすぎず
抑えた色合いがイイですね
お庭の植物として
とても人気があります!
海外から入ってきた植物ですね
こういった新しい植物を
枠にはめず、自由にいけるコトを
許されたのが”自由花”です
とても個性的な枝ぶりですね
一つとして同じ枝がないのがイイです
はじめに先生から言われたのが
『今日は自由花です』
あとはエニシダの表
ニューサイランは小さく
…以上でした
まぁ何回も言われてますが
自分でやんな~ってコトなんですかね
20分ぐらいかけたでしょうか
まぁ無難な感じに仕上がりました!
エニシダの広がり具合、曲がりを少し強調
ボリューム感
そのくらいでしょうか
いけ終わったら、先生をお呼びして
見ていただくのですが
スッとお座りになって
『いいわね』
『今日はどうしたの』
『珍しい』
を繰り返されておられるんです
褒めてくれてるのか
何なのか…
本当にイイか、疑心暗鬼になりますよ
でも、そうおっしゃってる間
ず~っとエニシダの細かい枝(ヒゲみたいなヤツ)を
一本一本直しているんです
数えたらキリがないくらい
沢山ある、細かい枝です
『今日はいいわね』って言いながら
一本一本直しているんです
20分ぐらい、ずっと!
本当に恐ろしいなって思いました
簡単にお花をいけましたけど
本当に”いける”って
どういうことなのか
大したことがないように
思われる方もいるかもしれませんが
そういった細かいところに
気がいくかどうかって
ゆくゆくは本当に大きな差ができるのでは
って思いました
まぁ、褒められたから
今日はイイとしましょうか
たまにはね!
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