早いですね~池坊を初めて
とうとう一年経ちました!
少しは成長したんでしょうが
最近は同じところを
グルグル回っている感じがしてなりません
今回、チャレンジしたのは
”7本組み、赤芽柳の生花”なんですけども
以前、猫柳で同じようなことをしたんです
その時の経験がまったく生きてないなぁ~って
思ってしまいました!
まずは”赤芽柳”の説明ですね!
猫柳の一種に、この”赤芽柳”が位置するようです
別名 | 振袖柳(フリソデヤナギ) |
種類 | ヤナギ科 ヤナギ属 |
タイプ | 落葉低木 樹高10~20メートル |
原産地 | 日本 韓国 中国 |
特徴 | 若葉、新芽が赤くなる |
剪定 | 落葉期に剪定 真冬は避ける |
開花 | 4~5月 黄緑色の花 |
果実 | 蒴果で、熟すと裂開して綿毛に包まれた小さな種子を出します |
植え・植替え | 落葉期 真冬は避ける |
水やり | 冬は休眠ですのでほんの少し |
土壌 | 湿潤で少し粘土質が良い |
肥料 | 2月に化成肥料 花後にしても良いが伸びすぎに注意 |
今回、生花の昔からの特徴である
”道具”についてです!
”いけばな”と言えば…
『剣山』って思うこともあると思いますが
昔の池坊では剣山は使っていなかったそうです
特徴的な道具のひとつ!
『御玄猪』(おげんじょ)
立方体に10センチ程
水をいれるところがあります!
かと言って
そこに剣山を入れて…
とか、そのままお花をいれることはありません!
コチラ『叉木』(マタギ)を使います
同じ太さの枝が二股になって
使いやすいみたいですね!
この二股の間に
お花の枝を順番に挟んでいきます!
けっこう時間がかかりました~
少なくとも40分ぐらいはかかりましたか
後から来られた生徒さんが
先に作品を仕上げて帰って行かれました~!
先生からのアドバイスはコチラ!
まずは”植物の出生を考える!”でした~
赤芽柳は新芽が赤くなります
本日の枝は赤いので
枝の先の方を使うということです!
その枝の先端とは
太陽に向かって真っ直ぐ伸びるそうです
と!言うことで
今回の生け方は
直線的に上に!上に!
いけなければいけません~
お直し後はコチラ
枝は真っ直ぐを基調に
スラッとした姿にいけます!
以前の”猫柳の生花”のときも
同じことを言われた気がします…
この道具、御玄猪と叉木を
上手く使わないと
枝が固定できません!
生けることも大切で大変ですが
道具も大切にしていきたいですね!
道具の使い方は次回!
ご説明しますね
道具を上手く使えるようになると
全ての”生花”に対応できるそうです!
楽しみですね~
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