いい加減1人で
イイ感じに生けなさいと
言われているかのごとく
今回も”三種生”です!
池坊では大きく分けて
3つのタイプが存在します
①自由花
②生花
③立花
立花を学ぶには
ちょっとした条件がありまして
実力以外なことなので、出来ない方もいます
①自由花②生花は、だれでも学べます!
始めは自由花が多いです
その名の通り、自由に生けるのが自由花です
生花は約束事があります
言うならば、形が決まっているので
その通りに生けるのが基本になります!
今回は”生花”です
三種生けとは”三種類”の植物を使うというコト
基本となる”形”からの柔軟な対応が必要となります
その判断が難しい…
経験がモノを言う感じなんですよね
…たぶん
上 | アレカヤシ | 熱帯地方のマダガスカル産です。観葉植物として人気があり、小さいモノから販売されていますが、とても成長の早い植物です。また水を好むので夏は多め、冬でも土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。直射日光は避け、明るい日陰で管理、冬は室内がいいですね。 |
中 | サンゴミズキ | ミズキの一種です。落葉低木で3メートルぐらい。根元から株立になり成長は早いです。寒い地域でよく育って枝は赤く、春に白い花を咲かせ、秋には紅葉と白い小さな実が沢山つきます。とても観賞価値がある樹木ですね。 |
下 | リンドウ | 山野草としてメジャー。9月以降から多くの花が開花、青紫が一般的だが白い花は茶席によく使われる。とても奥ゆかしい感じでとても趣のある白い花。多年草、日本各地の里山などで自生する。 |
改めてマジマジと観察しますが
本当に趣のある花です
茶席によく使われる意味が
少し理解出来そうですね
赤くなる枝の代表格です
春の白い花と、秋の白い果実
とても観賞価値の高い植物ですね
観葉植物でよく見ますね
枯れているのもよく見かけます
大体が水切れか、根っこがいっぱいになってるかですね!
生花の基本を踏まえて
三種生である
アレカヤシがダラ~んと垂れる葉っぱである
などなど、色々な条件を踏まえて
生けたのがコチラ!
生け終わった後、とても不安だらけでした
なんか、スッキリしない感じ
先生に見ていただくのも
ちょっと怖い感じですね
手応えがまるでなかったですから…
先生のアドバイスを頂き
修正したのがコチラ
つい、先生と何が違うのか聞いてしまいました
経験が違うのは分かっているけども
まるで違うモノみたいですからね~
自分のと先生のとくらべてみますと
植物の”出”の部分が大きく違いますね
生花では水際から5~6センチは
正面から見ると、一本に見えないといけません
その後はそれぞれに分かれていくのですが
そういった基本的なことが
先生はキッチリされています
まとまるところは、しっかりまとまる!
方向性がある植物は、しっかりとその方向に向かせる!
配置などが均等にならず、メリハリをつける!
当たり前のことが
当たり前に出来て
初めて形になるのだなと
改めて思いました
どんなコトでも一緒ですね
基礎が大切です!
土台がまだ出来上がってないのですね
何度、改めて思ったのか
分かりませんが
いい加減成長しないといけませんね!
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