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第32回池坊教室!11ヶ月目!『茶花・白いリンドウの三種生』

茶花に人気の白いリンドウを使った三種生

いい加減1人で

イイ感じに生けなさいと

言われているかのごとく

今回も”三種生”です!

 

池坊では大きく分けて

3つのタイプが存在します

 

①自由花

②生花

③立花

 

立花を学ぶには

ちょっとした条件がありまして

実力以外なことなので、出来ない方もいます

 

 

 

 

 

①自由花②生花は、だれでも学べます!

始めは自由花が多いです

その名の通り、自由に生けるのが自由花です

 

生花は約束事があります

言うならば、形が決まっているので

その通りに生けるのが基本になります!

 

 

 

 

 

今回は”生花”です

三種生けとは”三種類”の植物を使うというコト

基本となる”形”からの柔軟な対応が必要となります

 

その判断が難しい…

経験がモノを言う感じなんですよね

…たぶん

 

いけばなの根源『池坊』

 

 

 

 

 

 

本日の三種生の花材本日の花材です

 

アレカヤシ 熱帯地方のマダガスカル産です。観葉植物として人気があり、小さいモノから販売されていますが、とても成長の早い植物です。また水を好むので夏は多め、冬でも土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。直射日光は避け、明るい日陰で管理、冬は室内がいいですね。
サンゴミズキ ミズキの一種です。落葉低木で3メートルぐらい。根元から株立になり成長は早いです。寒い地域でよく育って枝は赤く、春に白い花を咲かせ、秋には紅葉と白い小さな実が沢山つきます。とても観賞価値がある樹木ですね。
リンドウ 山野草としてメジャー。9月以降から多くの花が開花、青紫が一般的だが白い花は茶席によく使われる。とても奥ゆかしい感じでとても趣のある白い花。多年草、日本各地の里山などで自生する。

 

 

 

 

 

 

とても奥ゆかしい趣のある白いリンドウ白いリンドウ

 

改めてマジマジと観察しますが

本当に趣のある花です

 

茶席によく使われる意味が

少し理解出来そうですね

 

 

 

 

 

赤くなる枝の代表格のサンゴミズキサンゴミズキ

 

赤くなる枝の代表格です

春の白い花と、秋の白い果実

とても観賞価値の高い植物ですね

 

 

 

 

 

観葉植物でおなじみの植物アレカヤシ

 

観葉植物でよく見ますね

枯れているのもよく見かけます

大体が水切れか、根っこがいっぱいになってるかですね!

 

 

 

 

 

 

生花の基本を踏まえて

三種生である

アレカヤシがダラ~んと垂れる葉っぱである

 

などなど、色々な条件を踏まえて

生けたのがコチラ!

 

何とか考えて生けた三種生なんでしょうか…

生け終わった後、とても不安だらけでした

なんか、スッキリしない感じ

 

先生に見ていただくのも

ちょっと怖い感じですね

手応えがまるでなかったですから…

 

 

 

 

 

先生のアドバイスを頂き

修正したのがコチラ

 

とてもスッキリとまとまった三種生やっぱいい感じにまとまりましたね~

 

つい、先生と何が違うのか聞いてしまいました

経験が違うのは分かっているけども

まるで違うモノみたいですからね~

 

 

 

 

 

 

自分のと先生のとくらべてみますと

植物の”出”の部分が大きく違いますね

 

生花では水際から5~6センチは

正面から見ると、一本に見えないといけません

その後はそれぞれに分かれていくのですが

 

そういった基本的なことが

先生はキッチリされています

 

まとまるところは、しっかりまとまる!

方向性がある植物は、しっかりとその方向に向かせる!

配置などが均等にならず、メリハリをつける!

 

当たり前のことが

当たり前に出来て

初めて形になるのだなと

改めて思いました

 

どんなコトでも一緒ですね

基礎が大切です!

土台がまだ出来上がってないのですね

 

何度、改めて思ったのか

分かりませんが

いい加減成長しないといけませんね!

 

 

 

 

 

 

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TAKUNOBU YOKOTA

自然素材をつかったナチュラルガーデンの庭づくりを提案する、造園会社ぐりんぐりん代表。今の時代に合ったモダンなナチュラルガーデン、植物とお庭があるライフスタイルをオススメしています。現在は都会の中の野菜とお庭の関係を模索中。

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