ムスカリ´ダブルマジック´

ムスカリ´ダブルマジック´

ふっくらとした花房が立ち上がり、春の庭にやさしいボリュームを加えます♪

基本情報

学名 Muscari‘Double Magic’
科属名 キジカクシ科ムスカリ属
分類 球根
草丈 15〜25cm
耐暑性
日照 日向〜半日陰
開花期 3〜4月

特徴

ムスカリ´ダブルマジック´は、花が密に重なって咲く八重咲きタイプの品種です。一般的なムスカリよりも花房に厚みがあり、丸みを帯びた姿が印象に残ります。

落ち着いた青紫の花色と、八重咲きならではの量感が生む存在感が魅力です。小ぶりな球根植物でありながら、群れて咲くことで景色の中にしっかりとしたまとまりをつくります。

草丈が低く、花房が安定して立ち上がるため、他の春咲き球根の足元に添えやすい点も特徴です。シンプルな一重咲きの花と組み合わせることで、花形の違いがより引き立ちます。

育て方

置き場所

日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。日向から半日陰まで対応し、春に十分な光が確保できる環境で花房が整いやすくなります。

水やり

土は水はけの良い状態を保つことが大切です。過湿になると球根が傷みやすいため、植え付け時には排水性を意識します。庭植えでは、根付いたあとは極端な乾燥が続かない限り、水やりはほとんど必要ありません。

管理

肥料は控えめで十分です。与えすぎると葉が伸びすぎて、花房のまとまりが損なわれることがあります。

花後は葉が自然に枯れるまで残しておくことが、翌年の開花につながるポイントです。八重咲きの花房が揃って立ち上がる姿が、春の植栽に穏やかな厚みを与えます。

3月の様子

3月に開花したムスカリ"ダブルマジック"の様子
2026年3月中旬 撮影

3月に入り、日当たりの良い場所ではかなり草丈が伸びてきており、成長の速さが目を引きます。一方、日陰になりやすいエリアではまだ2cmほどの伸びにとどまっており、同じ品種でも置かれた環境によって生育に差が出ることがよくわかる時期となっています。

日照が花房の充実にも影響するため、できるだけ光の当たる場所での管理が、ふっくらとした八重咲きを楽しむポイントになりそうです。

〈今月のメンテナンスについて〉
水やりは雨水のみで十分です。肥料は特に必要ありません。

4月の様子

4月上旬のムスカリ"ダブルマジック"の様子
2026年4月上旬 撮影

3月下旬が見ごろで、4月上旬はぎりぎり咲いている状態です。4月中旬になると種を付け始めるため、それまでに花茎を根元から切り取ることで、球根に栄養が行き渡りやすくなります。花と種が混在するこの時期が、切り取るタイミングの目安です。

4月下旬 花茎カット前のムスカリ'ダブルマジック'の様子
2026年4月下旬 撮影

花が終わったら、花茎を根元から切り取ります。

4月下旬 花茎カット後のムスカリ'ダブルマジック'の様子
2026年4月下旬 撮影

なお、花茎を切らずにそのままにしておくこともできます。種が落ちて自然に増えますが、開花までには3年ほどかかります。

〈今月のメンテナンスについて〉
水やりは雨水のみで十分です。花後は骨粉やリン酸多めの液肥を、葉がまだ青いうちに与えると来年の球根が充実します。