土間に樹脂フェンス設置!斫ってアルミ支柱|千葉県習志野市
前回の続きです、コンクリート土間に墨出しして、切れ込みをいれて、斫りました
それをフェンスのアルミ支柱分、11本支柱を立てますので11個穴を斫ります
前回ご紹介した穴です
ここにフェンスのアルミ支柱を立てます!
フェンスを製造しているメーカーさんから
こういった寸法で基礎を作ってくださいと、キッチリ決められています
一応、その基準を守ることにしています
それはメーカーさんも同じですが、万が一のためなのです
最近では台風で倒壊など、大きな被害が出ることも多々あるのです
独立基礎をつかってアルミ支柱をたてる!
これは独立基礎というモノです
コンクリート製で中に鉄筋が入っています
フェンスの支柱をたてるときに使います
縦、横は20センチほど、長さは45センチあります
中心の穴は下に行くほど細くなっています
穴の中にアルミ支柱を立てるのですが
寸法をしっかり測って、良い位置に独立基礎を立てないとアルミ支柱を立てることができません!
まずは斫った穴に独立基礎を入れてみましょう!
穴を掘ったら底に砕石を入れます!
砕石とは砕いた石ってことなんですが
ここでは、0ミリ~40ミリの大きさの砕いた石のコトを指します!
砕石です、穴に入れて基礎の下地に使います
10センチほどいれて踏み固めます
ギュッと締って硬くなります
その上にコンクリートなどの基礎をつくるのですが
これはどの建造物でも同じ構造で作られてます
住宅の基礎の下にも、この砕石の下地が使われているのです!
砕石の上に独立基礎を置きます
高さや位置をキッチリ測って設置します!
水平、垂直、すべての寸法をキッチリ守ります!
このような感じで独立基礎を設置しています
このままでは倒れますので、ある程度、コンクリートを流し込んで固定します!
コンクリートを流し込んだら、動かせないと思ってください
施工をやり直すのはとても大変ですよね!
ですので実際にアルミ支柱をいれて確認します!
ある程度で良いと思います、が割りとギリギリいっぱいにしときたいですね!
ちょっと柔らかめで隙間まできっちりコンクリートをいれます
コンクリートは砂+セメント+砂利ですね!
コンクリートやセメントについてはコチラ
ホームセンターで買える材料!セメント、コンクリート、モルタルの違いと作り方
表面の仕上げは、また別のセメント、”ハイモル修正用”と言うのを使います
これは厚みが少ししかない場合に使えます!
ですのでこの時点ではいっぱいまで入れず、少し低めまでにしておきます
他の穴も砕石をいれて転圧、独立基礎、コンクリートで固定します
支柱を差し込んで高さや傾きを整えます
フェンスの支柱は、きっちり他の支柱と高さや傾きが揃っていなければいけません
クランプなどで固定して動かないようにします
こんな感じのクランプがいいですね、私が使っているモノと同じです!
先端にゴムがついていて傷がつかないようになっています!
場合によっては安い材木で支柱に支えをつけて、しっかり固定します!
何をしてもいいので高さと傾きが揃っていればOKですよ!
水平器を使ってくださいね
長さが30センチの水平器はいろいろ使えますよ!
水平、垂直、ななめ45℃がキッチリ測れます
独立基礎とアルミ支柱の隙間には、モルタルで固定します
先ほどの独立基礎の固定にはコンクリートを使いましたが、今回はモルタルです
隙間が狭いところにコンクリートを流し込むと、砂利が邪魔になって隅々までコンクリートがいきわたりません
ですので砂+セメントのモルタルで隙間を埋めます
ホームセンターで買える材料!セメント、コンクリート、モルタルの違いと作り方
ポイント
コンクリートもモルタルも、棒や木材などで奥まで突っついて入れ込んでください!奥まで押し込む感じです!
ねっとりしたコンクリやモルタルは途中で引っ掛かって、中に空間が出来てしまいます
その空間や空気を抜きたいので、細めのしっかりした棒で突っつく必要があります
実はこの作業が非常に大切です、強度の問題にもなりますのでしっかり行いましょう!
全部同じ要領でアルミ支柱を立てます
しっかり固定できていればOKですよ!
コンクリート、モルタルを使い分けて
しっかり支柱の高さや傾きに注意して
思ったより大変な作業ですので、一日仕事になりますよ!
次回はいよいよ樹脂フェンスを付けていきます!
まぁ長さに切ってドリルビスで固定するだけなんですが
写真でご紹介します!
ひとつ前の穴をあける
コンクリート土間に目隠し樹脂、アルミフェンス設置!千葉県習志野市
ほかの樹脂フェンス
ぐりんぐりん施工日誌001『大田区のブロック&フェンス』page.1
ほかのアルミフェンス
新宿区・新築個人邸『風が通り抜けるプライベートガーデン』完工です!