庭木の剪定は主に年二回行います
春から初夏、そして秋から冬
特に日本の風習から、冬
年末に集中して剪定作業を行うことが多いです
今年のうちに綺麗にしたいってことです
その二つの時期では
気温が全く違います
春から初夏はポカポカ。。
人間にとっても一番過ごしやすい時期です
それは樹木や植物にとっても同じなのです

いつも葉っぱがある常緑樹にとっては
心地よい環境です
髪を切って気分が高揚!ルンルン♪と言う感じ!
それは成長記直前で
これから美しく伸びていく
そういった時期の剪定です

一方、秋冬はどうですか?
常緑樹にはかなり厳しい環境です
人間にとっても寒く縮こまってしまいますよね
でも落葉樹は葉っぱを落とし
お休み期間に入るです
動物でいうと冬眠みたいな感じ
お休みしている樹木は
麻酔がかかっているがごとく
移植や思いっきり剪定しても大丈夫!
背が高い樹木を小さくするには
この秋冬の時期に行います
常緑樹はダメですよ、元気を失っています。。
剪定前【before】

今回は秋の剪定をご紹介します
場所は世田谷区、個人邸です
画像の中心に見える濃いい葉っぱの樹木は
キンモクセイです、かなり大きく7mを超えています
両側のイチョウは街路樹です

時期は秋
ときおり20℃を下回る
そんな季節でした
お客さんは思いっきり小さく切る
そういうご希望でしたが
それと同時に目隠し効果も欲しい!
そんなわけで今の時期でギリギリ小さく
目隠し効果が残るギリギリを狙って剪定します
これだけ大きく育っていると
根っこも安定していますので
ある程度しっかり剪定しても大丈夫でしょう

一方、落葉樹は思いっきり剪定しましょう!
大きすぎる樹木は希望の高さに出来ます
今後の成長を考えて切ります
ウメやミズキなど
お庭でよく見かける樹木は
しっかり剪定しておかないと樹形が整いません
剪定後【after】

かなり剪定させていただきました
うっすら窓が見えるぐらいが
ギリギリの目隠しと言えるでしょう
樹木の高さは1m以上下げました
切る場所というのは自由ではありません
”切るべきところ”があるのです
それは様々な条件がありますので
一概に、ココとは言えないのです
一回で高さをグッと下げるより
段階的に下げる方が
結果的にもっと低くすることが出来るのです

2回の目隠し効果は”ブラインド”である必要が無いです
100%隠れている必要はないのです
”目隠ししている”と感じるだけ透けていればOKです
切りすぎ、切らなすぎに注意ですね!
まとめ
秋冬の剪定は年内にって思いますが
年を超えたって一緒です
気持ち的なことが多いだけですよ
秋冬に樹木や植物は成長しないのです
ですから遅く剪定したからって
まったく違いはないのです、大丈夫です!
まだ剪定できずに気になっている方は
ご相談してください
年に一回でも剪定できれば
お庭は美しく管理できます
ご自宅での過ごし方が変わってきます
もし二回剪定が出来れば
それはベストでしょう!
お庭を生き生きと管理することが出来ます
美しい自然とは
ときに人の手が加わって美しくなるのです
それは私達、人間も自然の一部だからです

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